カーテンのサイズ変更、形状記憶カーテンの形状かけ直し、カーテンからシェードへ、カーテンからのれんへ。
愛着のある生地だからこそ、身近な何かに変化させ、おいておきたい。
そういう気持ち。本当にありがたいです。この仕事をやってて良かったと思えます。
ありがとうございます。
しかしながら、残念な悲しいことをお伝えしなければいけません。
それは生地には寿命があること。カーテンなどのお直しには絶えられない状態かもしれないこと。
カーテン素材の多くは、化学繊維でできていること。
これはプラスチック製品と同じく紫外線に弱いのです。
もろくなってしまい、わずかな力で裂けやすくなったり、穴が開いたりします。
5年以上使用されている生地はご注意ください
形状記憶カーテンの作り方といっても、ご家庭での作り方ではありません
工場でこのように加工されていますというご紹介です
まずは、Part1です。
型に納めて熱を加えていきます。
プラスチック成形とは違いますが、熱を加えることで柔らかくさせ、
冷えると形状が維持されているという物です
形状記憶と言っても、こんな簡単な原理からできています。
ワイシャツなどもこういう感じだと思います(最初に平らな状態を熱を加えて維持させておく)
形状記憶カーテンってこういう風に作られていくんです。
意外と思われるかもしれませんが、個人の方から持ち込み縫製の依頼もあります。
気に入った生地を見つけてきて、カーテンだけでなく、クッションカバー、ランチョンマットやテーブルライナーなど、インテリアにこだわった方からの依頼でしょうか?
制約も色々とあるので全てお受けしているわけでは無いですが、可能な限りご要望にお応えしています。
ソーイング・サービスの一つとしての試みです、
まずはお問い合わせください。
形状記憶加工の所でも触れましたが、ハトメカーテンを作っているところを紹介します
自動機械でガチャンと自動的にできてくるところを想像されているかtも多いと思いますが、実は写真のように手で一つ一つ打っています
穴を空けて、継ぎに金属のハトメをおいて写真のプレス機で止めるという手順ですね。
自動機械は設置面積も必要で、意外にもセッティングに時間がかかるので中小企業では導入していないところが多いと思います
オーダーカーテンは案件の一つ一つが違っていますので、一気に大量生産ということが難しいんです。
大手の縫製工場も見学してどこまで自動化できるのか、学んできますね
さてハトメカーテンがなぜ人気なのか?検索してみてもあまりよく分かりません
一説には戸建ての方で冬場のみ突っ張りポールで、暖気が2階に上ってしまわないように階段、廊下に突っ張りポールを使って設置するという意見もあります
形状記憶をかけてあるので、開閉しても綺麗なドレープを保っているから良いという声も聞かれます
本当のところはどうなんでしょうね???
前回は形状記憶カーテンについて少しだけ触れました。化学繊維だからこそできる技術で、大きな真空釜というもので焼くんだそうです。取材する機会があれば、順次紹介していきますね。
さて今回は、生地の幅を継ぎ足す事について触れます。
社内ではインターと呼んでますね。木材では接ぐ(はぐ)といいますね。
生地幅は1m、1,5m、2m、3mとあるんですが、窓の大きさはそれ以上のものもあるし、生地によっては1m幅しか生産されていなかったり、様々な窓に対応するためにインター(生地を継ぎ足し)します。
無地ならそれほど問題は無いんですが、柄物はやっかいです。
つなぎ目の柄が合わなくてはいけないですから。
これもリピートといって何センチおきにリピートされていることがカタログに表記されています。
ですから縦方向にも横方向にも足していくことは可能です。
ただし、ここに裁断の難しさもあります。きっちりと切らないと柄がずれます。
また、仕上がったとき綺麗な位置でインターの箇所が見えなくてはいけません。
(写真は継ぎ足すために悪戦苦闘中に様子と、アイロンをかける前のインターし終わったあとの生地です。)
生地への印刷物とか刺繍もの、織り柄物などいろいろありますが、どれも皆厄介ですよ
生地の印刷は、生地は柔らかく印刷がずれることもあるので、リピート通りには合わないこともあります
刺繍物は生地に対して真っ直ぐに刺繍されていないこともあるので、これも合わせるのは大変な苦労が要ります
このインターについては、まだまだ語ることも多いので、これからも何度か投稿していきますね。
社内ローテーションで裁断の業務に就きました。
もちろん大先輩の指導の元、チェックされ、鍛えられという毎日です
やはり違う業務を担当するというのは発見が多いモノで、その発見を業界の方のみならず、ごくごく一般の方にもおもしろいネタとしてご提供していこうという所存で、わたしの担当とさせて頂きます。
記念すべき第一回は「形状記憶カーテン」「形状記憶のれん」「形状記憶シェード」などなど。意外とこの「形状記憶」って需要が多いということ。このシーエスエス東京(Curtain Sawing Service カーテン・ソーイング・サービスの略)という会社には、形状記憶をさせる設備が整っていてカーテンだけではなくカーテン以外でも形状記憶させることが可能です。
もちろんふんわりしたカーテンのドレープだけでなくテーブルライナーやランチョンマット、 などでもできますし、ソファーや様々なインテリア部材にいろいろ装飾的なモノを付加させてそれを形状記憶させることも可能でしょう…(もちろん相談・検討の上で進めさせて頂きますが…)
可能性のレベルは、当方の想像を超えたユーザーさまが持っていらっしゃるので相談頂ければ幸いです。どしどしご連絡頂ければ当方の課題になることもありますが、何らかの形で一歩でも、二歩でもすすまめてもらえればありがたいところです。
なんと言っても「カーテン・ソーイング・サービス」=カーテンなどに関する縫製のサービスを行う会社ですから….
(いけだ)
TDAの大先輩 古屋興一先生が主催されている isso ecco の生地を扱わせていただいてます。
タオルやバックなど雑貨も良いけれど、ファブリックとしてカーテンやベッド回りに使ってもかわいいとおもいます。
CSS東京ではisso eccoさんの生地をお預かりしてカーテンにするお手伝いをしています。
クールJAPANは、漫画やゲームだけではありません。ファブリックのデザインでもクールです!
isso ecco は毎年フランスで行われているメゾンエオブジェに連続出展されています。
日本のみなさまにもisso eccoの ファブリックをどんどん使っていただき、楽しんでほしいです。
きっと、中国のみなさんにも、ギルドやマリメッコだけでなく、isso ecco のプリント生地が欲しいという
流れが来ると思っています!
イギリスの生地ブランド MOBUS とCSS東京が提携できました。 日本の総代理店としてMOBUSのファブリックをご案内します。
MOBUSが得意なのは UPOSTERY 椅子生地を意味する ソファや椅子の生地です。もちろんカーテンに使える素敵な生地もあります。
来週、イギリスからIanさんと、中国のDavidさんが来日します。 お二人とも日本は初めてなので、どう 「お も て な し」 が
できるか、上海にいる今から、いろいろと思考中です。
KOSMUのカーテンショップが北京のOPENしました。KOSMUは古代ラテン語の「宇宙」を意味する言葉です。
KOSMUのサブタイトルにはDesign of Becoming と書いてあります。 これは哲学用語の「生成」Becoming
事物がある状態から他の状態になること。また、その過程、転化。 まさにこれは宇宙の法則です。
KOSMUは宇宙の法則をさぐり、そのコンセプトを基にデザインをするという想いがこめられています。
中国では外来語も中国語に直します。
わたしたちは可思夢という漢字を中国語表記にしました。(発音が似ています。日本語だとクスムな感じ)
これは「宇宙」という意味とは違いますが、夢を叶えるという意味です。
CSS上海の社員で、武漢大学で日本語の先生から転職してくれた、郑春霞 Zheng Chunxiaさんが考えてくれました。
とても気に入ってます。
北京のお店でも今年は自然素材が流行です。 LINENリネンのカーテンが売れてます。
5年前に上海に赴任した時にリネン、リネンと探してまわりましたが、良いリネンを探すのにとても苦労しました。
それが、最近、ヨーロッパのブランドメーカーの製造元となっている織元が増え、良質なリネンを探すことが可能になりました。
KOSMU NATURAL コスモナチュラルという自然素材を中心とした見本帳を製作中です。
日本の皆様にもぜひ、KOSMU NATURALの自然素材で作ったカーテンやクッションをお届けしたいです。