
国内で数台のみの形状記憶加工用真空釜を保有するCSS

ドレープやひだの美しさが長く持続するのが大きなメリットの本格的形状記憶加工ですが、加工のためには大きな設備が必要となります。この真空釜の設備は国内に数台しかなく、外注に頼らざるを得ないために加工費が高価になってしまう場合が多いようです。
CSSでは、この形状記憶加工の真空釜を、豊田工場と中国・上海工場の2ヶ所に自社で保有することで、本格的形状記憶カーテン・シェードなどの製品を、手頃な価格でお客様へご提供することができるのです。
製造工程

- 形状記憶加工をする前に、カーテンの裾と脇を縫製します。
- カーテンの倍率によって形状記憶加工の型紙を選定し、裾と脇を縫製した生地を型紙にセットします。(写真1、2)
- 真空釜に形がくずれないようヒダを畳んで入れ、釜の中で40分ほど蒸します。(写真3)
- 形状記憶加工を施したカーテンを丈決め機にセットして、カーテンの丈を正確にカットします。
- 上部に芯地を縫いつけてフックをかけ、最終検品を終えれば、美しいヒダの形状記憶カーテンの出来上がりです。(4、5)
