カーテンの美しさの大きな部分を占める、「ドレープ」。ドレープカーテンの優美な表情は、お部屋を素敵に彩ります。
生地にもよりますが、ドレープやプリーツ、ひだをきれいに形作ったり、キープしたりするのはなかなか困難なものです。そこで開発されたのが、カーテンの形状記憶加工。薬剤を使用せず、熱による加工を施すことにより、カーテンに思い通りの形をつける加工技術です。
加工は大きく分けると、簡易的な「形状安定加工」と本格的な「形状記憶加工」の二種類に分類できます。「形状安定加工」は、カーテンを吊るしたままスチームをあててドレープをつける、いわゆるアイロンのような簡易的な加工。洗濯すると、1~2回でとれてしまう場合も多いようです。
それに対し、「形状記憶加工」のほうは、ウェーブのついた型に生地を載せて固定し、真空釜に入れて1時間ほどかけて加工します。しっかりと形付けされていますので、洗濯してもドレープが崩れないのが特徴です。
CSSでは、日本国内では数台のみの、自社工場に保有する真空釜設備で加工する本格的な形状記憶カーテンを、「Pleats memory」ブランドとして展開しています。
自社設備によるメリットを生かし、高品質の製品をよりお手頃な価格でお届けいたします。